日常に役立つ50度のお湯の使い道

生活

 

この記事では、家庭で簡単に50度のお湯を作る方法と、その様々な活用法をご紹介します。特別な設備がなくても実現可能なこの方法は、日常生活のさまざまなシーンで役立ちます。

 

日常に役立つ50度のお湯の使い道

50度のお湯を簡単に作る方法

使い道の前に50度のお湯を作れないと話になりませんよね。

というわけでまずは、50度のお湯を手軽に用意する方法についてご紹介します。

もし家に温度を設定できる給湯器があれば簡単ですが、そうでない場合でも心配はいりません。実は、特別な道具を使わずに約50度のお湯を作ることが可能です。温度計すら必要ありません。

以下がその方法です:

1. 容器に冷たい水を決められた量だけ入れます。
2. 同じ量のお湯を鍋ややかんで沸かして、その容器に注ぎます。

要は沸騰したお湯と同じ量の水道水を混ぜるとおよそ50度のお湯になるというわけです。

これだけで、だいたい50度のお湯ができます。冷たい水は沸騰したお湯と混ぜることで温度が調整されます。たとえ水が少し冷えても、お湯が100度である限り、大まかに計算しても大丈夫です。精密な測定は必要ありません。

さらに実際に試してみたところ、冬場の水道水は10度ほどでしたが、同量の沸騰したお湯を加えて温度計で測ってみると、温度は約51度になりました。1~2度程度違っても50度のお湯を活用するうえでは全く問題ないので、この方法で一般的には約50度のお湯を作ることができるといえるでしょう。

今回の実験では1000mlの水(お湯、水、各500ml)を使用しましたが、水の温度や容器の材質によって結果が多少異なることがあると思いますが、およそ50度前後になるのは同じですので気にしないでください。

 

50度の温度感について

一般的にお風呂の温度は40~42度が快適とされていますが、50度となるとかなり高温です。実際に50度のお湯に手を入れると、熱さを感じるものの、短時間であれば耐えられる程度です。私の経験では、我慢しても2~3秒が限界でした。

また、日本の草津温泉などの温泉地では源泉の温度が50度に近いことがあります。直接入浴するには熱すぎますが、水を加えて温度を調整すると、温泉の効能が減少することが問題です。この問題を解決するために「湯もみ」という方法が用いられます。これは温度を適温に調整するだけでなく、湯の質感をより柔らかくする効果もあります。

 

50度のお湯の活用法

50度のお湯は、チョコレートの湯煎に最適です。湯煎を行う際は、沸騰させずに50~55度のお湯を使用し、お湯をやや多めにして調整すると良いでしょう。これにより、チョコレートが適度に溶け、風味を保ちながら滑らかに仕上がります。

また、洗濯物の生乾きの臭いを取り除くのにも役立ちます。50度のお湯で衣類をつけおき洗いすることで、頑固な臭いを効果的に除去できます。この方法では、適当な容器に50度のお湯を入れ、臭いが気になる衣類を完全に浸してから、約30分間放置し、通常通り洗濯を行います。ただし、洗濯表示を確認して、衣類が傷まないよう注意が必要です。熱で縮んでしまっては大変ですからね。

あさりの砂抜きも、50度のお湯を使えばわずか5分で完了します。あさりを50度のお湯に浸し、少し濁った水が清潔になるまで放置するだけで、簡単に砂が抜けます。この方法なら、加熱してもあさりの身が縮むことなく、ぷりっとした食感を楽しむことができます。

さらに、野菜の50度洗いもおすすめです。50度のお湯に葉物野菜を2分間浸すだけで、野菜のシャキッとした食感と旨味が引き出されます。これは、冷蔵庫でしおれてしまった野菜を活用するのにも役立ちます。

 

給湯器の温度も50度がちょうどよい?

実は給湯器にとっても50度だと色々と都合が良いのだそうです。

たとえボイラーの設定温度を50℃にしても、実際に使用する際の水温は異なる場合があります。これはサーモスタット混合水栓が温度を調節するためであり、通常は50℃未満で供給されます。さらに、配管の放熱効果により、温度は季節や配管の長さによって、設定温度よりも3~5℃低くなることがあります。したがって、給湯設定を50℃にしておくことで、温度が低く感じるのを防ぐことができます。

この設定には、家族の個々の好みに合わせて温度を簡単に調整できる利点もあります。たとえば、給湯温度を40℃に設定していると、もっと熱い水を求める人がいても対応が難しくなりますが、50℃に設定してあれば、サーモスタット混合水栓を使って容易に温度を調節できます。

また、給湯温度が50℃設定されていることで、お湯の温度が安定しやすくなります。給湯温度とサーモスタット混合水栓の温度が近ければ、水の混合量が少なくて済み、結果としてより安定した湯温が得られます。これにより、配管内の温度変動があっても湯温が比較的安定します。

さらに、給湯温度を50℃に保つことで、シャワーの水圧が増すことも一つの利点です。特に貯湯式のシステムでは、設定温度が高いと、水道水と適切に混合されることで、シャワーの水圧が自然に高まります。これにより、水圧が低いと感じることが減少し、より快適なバスタイムを提供します。

 

まとめ

本記事では、50度のお湯の作り方とそれを利用した多様な活用法について詳しく説明しました。チョコレートの湯煎、衣類の臭い取り、あさりの砂抜き、野菜の活性化など、日常生活での具体的な使い道を紹介。

さらに、家庭用給湯器の設定温度としてのメリットも探求しました。簡単な手順で実現可能なこの方法は、より効果的で快適な家庭生活を支援します。

 

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