アルバムのカビを防ぐ方法とその対策を詳しく解説します。
カビの除去方法から、カビが生える原因、そして適切な保管方法まで、整理した写真を長く保存するための実用的な情報をお届けします。
1. アルバムのカビ対策ガイド
写真を整理したら下記に示す手順を行っておくと写真をカビの臭いから守ることが出来ます。
思い出を見返す時にカビ臭くて不快な思いをしないためにも是非実践してみてください。
1-1. カビの除去手順
アルバムからカビを取り除くためのステップを解説します。
~用意するもの~
・ゴム手袋
・マスク
・消毒用エタノールまたは無水エタノール
・乾燥した清潔なタオル
~作業手順~
① マスクとゴム手袋を装着して、カビの胞子などに直接触れることがないようにします。手にぴったりとフィットする手袋を選ぶと、アルバムを扱いやすくなります。
② カビが生えているアルバムの部分にエタノールをスプレーします。
③ エタノールが乾く前に、タオルでそっと拭き取ります。
1-2. 無水エタノールと消毒用エタノールの違い
カビ除去には無水エタノールや消毒用エタノールの使用が推奨されますが、その主な違いは成分濃度です。
消毒用エタノールは約76.9~81.4vol%の濃度で、その他として20~30%の水分が含まれています。この水分がカビの浸透と除去に役立ちます。
耐水性のあるアルバムの場合はこちらが望ましいでしょう。
一方で無水エタノールは99.5vol%以上の濃度であるため、揮発性が非常に高くなります。しかし、高速で蒸発するためカビ除去には最適ではありません。
それでも水分に弱いアルバムには無水エタノールが向いています。
耐水性のあるアルバムかどうかわからない時は、使用する前に目立たない部分で試すことをお勧めします。
1-3. カビの臭いが残る場合
カビを除去した後でも臭いが残る場合は、重曹を使う方法が有効です。アルバムと重曹をビニール袋に入れて1日から数日間放置することで、重曹が臭いを吸着し、臭いを軽減することができます。
重曹だと後始末が大変…という場合は代わりに新聞紙を使っても効果があります。
アルバムの場合はページごとに新聞紙を挟み、写真の場合は新聞紙で写真を挟むようにしてビニール袋に入れて数日放置で臭いが軽減されているはずです。
2. アルバムにカビが発生する理由
アルバムにカビが生えるいくつかの主な原因を以下に説明します。
写真を整理する際に気をつけておくとカビ臭くなるのを防ぐのに役立つはずです。
2-1. 皮脂と手あか
素手でアルバムに触れると、皮脂や手あかがページに付着します。
これらはカビの餌となり、汚れが蓄積されたアルバムほどカビが発生しやすくなります。また、皮脂が酸化することによって、アルバムのページが黄ばむこともあります。
2-2. 埃の蓄積
埃にはカビの胞子が多数含まれており、アルバムに埃が積もるとカビの胞子も増えます。
特に、本棚の隅や長期間放置された物置などで保管されているアルバムは、埃がたまりやすく、カビが生えやすい状態になります。
2-3. 高湿度
カビは湿気のある環境を好むため、湿度が高い場所で保管されているアルバムはカビが生えやすくなります。押入れや屋根裏、床下収納など、通気性が悪く湿度が高い場所で長期間保管されると、カビの成長が促進されます。
2-4. 保管環境によるカビの移行
アルバム自体ではなく、その保管場所にカビが生えている場合、周囲のカビ胞子がアルバムに移ることがあります。
特にカビが繁殖しやすい段ボール箱などでの保管は、カビの胞子が容易に移動し、アルバムにも影響を与えることがあります。
保管場所がカビで汚染されている場合、そこに置かれたアルバムにもカビが生じやすくなります。
3. アルバムの適切な保管方法
アルバムを長持ちさせ、カビの発生を防ぐための保管方法をお伝えします。
3-1. 光を避けて風通しの良い場所に保管
直射日光や強い蛍光灯の下では、アルバムが劣化しやすくなります。
特に直射日光は紙製のアルバムには厳しいため、色褪せや変色の原因になります。保管する際は、窓から離れた通気性の良い場所を選ぶと良いでしょう。
3-2. 除湿剤や乾燥剤を活用
保管場所や保管用の箱に除湿剤や乾燥剤を置くことで、湿気を防ぎアルバムを保護することができます。これにより、アルバムが湿気によるダメージから守られます。
3-3. 手袋を使用する
可能な限りアルバムには手袋をして触ることを推奨します。
頻繁に見ないアルバムほど、手垢で酸化して黄ばむ可能性があります。手袋の使用が難しい場合は、素手で触った後に、布で手垢を拭き取ることも効果的です。
3-4. 定期的な清掃と換気
室内の埃はカビ繁殖の養分にもなるため、定期的に掃除をして埃を除去することが大切です。
また、保管場所を定期的に換気して湿気が溜まらないようにすることが重要です。高湿度が問題になる場合は、扇風機やサーキュレーターを使って空気の流れを良くすると良いでしょう。
3-5. シールタイプのアルバムを選ぶ
カビの防止を考えると、シールタイプのアルバムが推奨されます。このタイプのアルバムは密封性が高く、写真の劣化が少ない上に、表面が滑らかで汚れがつきにくいため、メンテも容易になります。
4. 棚や収納場所の壁などにカビがある場合
収納棚や壁にカビが見られる場合は、初期の段階であれば消毒用エタノールでカビを除去することができますが、カビが広がっている場合は、その環境がカビが生えやすい条件を備えている可能性があります。
カビが目立つようなら、プロのカビ取り業者に相談することをお勧めします。
まとめ
この記事では、アルバムのカビ対策について、具体的な除去方法、カビ発生の原因、そして最適な保管方法を詳細に説明しました。
カビの予防と対策をしっかりと理解し、大切なアルバムを長期間にわたって保護するための知識と技術を身につけましょう。これであなたの思い出も安全に守られます。
